人の笑顔が見たい人のための理学療法士への転職
人の笑顔が何よりも自分の仕事へのモチベーションに繋がるというタイプの人に向いているのが、理学療法士への転職です。理学療法士が行うのは、病気・怪我・老化によって身体の基本的な動作が困難になっている方に対して、その基本動作の回復を促す事です。生活で必要になる基本動作には、立つ、歩く、座る、といった事があります。これらの動作は普段何気なくやっている事ですが、神経が病気や怪我でやられたり、老化による関節の痛みで動かしにくくなっている患者さんにとっては自力で回復するのは難しい事です。また、正しい動かし方を知らずに無理に動かしてしまうとかえって悪化させてしまう可能性もあります。それを筋肉や骨といった人体学の観点から正しく動かせるように支えていくのが理学療法士の仕事です。
この仕事では介護福祉への貢献度も高いです。高齢者が増えてくると、体を動かすのが困難という人も増えてきます。理学療法士が行うのは、ストレッチや筋力増強運動といった運動療法、温熱・寒冷・水・電気・光線といった刺激で反射を促す物理療法、その他にも歩くための訓練などを行っていきます。最近では在宅介護に積極的に関わる職場も登場している仕事です。