薬剤師の転職先候補化粧品メーカー
薬剤師の資格を持っていると、危険物取扱責任者や毒物劇物取扱責任者といった国家資格を無条件で取得することが可能です。この資格がどこで活躍するかというと、化粧品メーカーなどへの転職の時です。なくても働くことは可能ですが、あると転職の時に有利になります。化粧品メーカーでは、開発スタッフは研究所や企業で製品開発を担当します。化粧品の開発、品質管理、品質向上、といった仕事に専念します。勤務時間はほとんどが日中ですが、研究が忙しくなったり、徹して取り組まなければならない研究課題がある場合には夜勤や残業になることもあります。研究の進み具合によって仕事の時間がまちまちな所が特徴です。
薬剤師の資格は調剤関係に用いるもの、と思い込みがちですが、このように化粧品など他の分野への道も広がっています。薬剤師の資格を取ることで付随してくる他の資格と組み合わせて仕事を探せば、薬剤師の世界だけでしか働けないということはないという事です。今後薬剤師が過剰気味になり仕事が足りなくなった時でも、他の研究、開発職への道もあるということを知っておけば安心して今の仕事をすることが出来ます。広い視野を持って仕事をすると良いでしょう。